葡萄栽培スクール開講のお知らせ - 株式会社ヴィンヤード多摩公式サイト

＜あきる野ワインと葡萄の広場＞

ワインづくりを通じた社会貢献を理念にワイナリーを起業したヴィンヤード多摩は、ワインを広め、人々が笑顔になれるようにと地域の皆様とともに活動する新たな取り組みの一つとして2024年春、『あきる野ワインと葡萄の広場』を加えることになりました。

ワイン造りはブドウの樹の声を聴くことから、そしてちょっとお手伝、美味しい葡萄が出来ますように！　畑に立ち季節の風を感じ一本一本の樹に触れる月に1回の週末の一日。

都市近郊ワイナリーならではのアクセスの良さも魅力です。

春から秋の収穫まで、あなたの手掛け収穫したブドウが来年の秋にはテーブルに並びます。

そこでグラスを傾けるまで自然な時間の流れとともに楽しんでみませんか？？

ワイン用葡萄栽培の学びを通して更にワインを深く味わうヒントになれば幸いです。

実際の圃場作業では生育段階に合わせた手法を学びながら数本の担当木での作業を継続的に行っていくことを予定しています。

なお、このプラグラムはプロの醸造家・栽培技術者の養成を目的とはしていません。あくまでヴィンヤード多摩の葡萄畑における活動の一部の協働・共有を通じてワインと葡萄のある生活を豊かにすることを目指して構成されています。

注1：プログラムで担当した木のブドウのみでの個別醸造は行いません。ワインブドウの品種毎の醸造タンクに入れて一括での醸造となります。

	2024年あきる野ワインと葡萄の広場カリキュラム
カリキュラム概要； 2023年4月より9月末頃の収穫までの各月一回第一日曜日、午前10：00から12：00までの各回120分を予定しています（初回4月のみ9:30からの150分となります）。但し、収穫時期の9月は月初めの除葉と月末近くの収穫の回との2回を予定しています。日程・カリキュラムの委細は以下をご参照ください。また、ヴィンヤード多摩あきる野圃場での講義・実習を中心に進めますが、天候なども含めて一部屋内での座学なども組み合わせての進行とさせていただきます。なお、カリキュラム・日程はブドウの生育状況、気候・天候状況によって変更されることもあることは予めご承知おきください。講師は；・ヴィンヤード多摩代表取締役・醸造責任者　森谷尊文（もりや　たかふみ）・ヴィンヤード多摩専務取締役・栽培管理責任者　中野多美子（なかの　たみこ）・ヴィンヤード多摩サポート隊リーダー　松澤　一　（まつざわ　はじめ）他を予定しています。
日付	曜日時間	場所	内容・作業項目等
４月７日	第一日曜 9：30～12：00	ヴィンヤード多摩社屋ヴィンヤード多摩あきる野圃場	オリエンテーション、圃場見学、芽かき予習/ サブテーマ：地図を読む（圃場の立地の確認）
	オリエンテーション：ヴィンヤード多摩の紹介・プログラムのアウトライン・装備服装などの留意点等圃場の確認：地図を読む・圃場見学/測定・地質調査圃場見学：栽培品種の紹介・品種毎の特徴、栽培上の留意点等圃場実習：芽かき
５月12日	第二日曜 10：00～12：00	ヴィンヤード多摩あきる野圃場	芽かき・整枝/サブテーマ：風と鳥
	圃場を考える：空を見て圃場を知る・食害・防鳥圃場実習：芽かき/整枝挟み込み
6月2日	第一日曜 10：00～12：00	ヴィンヤード多摩あきる野圃場	芽かき、整枝・挟み込み/サブテーマ：栄養成長vs生殖成長
	果樹の手入れは何のため？：栄養成長vs生殖成長圃場実習：芽かき/整枝挟み込み/副梢管理
７月7日	第一日曜 10：00～12：00	ヴィンヤード多摩あきる野圃場	摘芯、整枝・挟み込み、副梢管理/サブテーマ：梅雨との戦い
	圃場見学：笠がけ、レインカバー圃場実習：摘芯、整枝・挟み込み、副梢管理
8月4日	第一日曜 10：00～12：00	ヴィンヤード多摩あきる野圃場	摘房、副梢管理/サブテーマ：グラウンドカバー
	圃場見学：グラウンドカバー、草刈り、草むしり圃場実習：摘房、副梢管理
9月1日	第一日曜 10：00～12：00	ヴィンヤード多摩あきる野圃場	摘房、副梢管理、除葉/サブテーマ：温暖化と気候変動
	圃場実習：摘房、副梢管理、除葉、除葉は何のため？
9月21日	第三土曜日 10：00～12：00	ヴィンヤード多摩あきる野圃場	収穫前管理味覚試験及び収穫/サブテーマ：ベロメーター
	圃場実習：サンプリング、糖度・酸度計測、試食、収穫
９月22日	第四日曜日 10：00～12：00	ヴィンヤード多摩あきる野圃場	ヴィンヤード多摩収穫祭（自由参加）